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プロフィール
写真家。1968年静岡県生まれ。24歳で写真を始める。1995年、第12回キャノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年、写真集『生きている』でデビュー。2002年、『MAP』で第28回木村伊兵衛賞受賞。
主な写真集に、『わからない』、『自分じゃない人』、『タンタンと』、『message』、『女生徒』、『俺の車』など他多数。現在、『ChairAlbum』(佐内事務所)をHPにて発売中。『鉄火』(青幻舎)、『a girl like you 〜 君になりたい』(マガジンハウス)、『Windows and Applen』(イマココ社)発売中。佐内事務所写真集第三弾『Theme』(仮)が制作進行中にて06年に発売予定。また主な写真展に、2004年『sukh』(nca)、現在開催中の『Odysseia』(nca)、6月には『俺の事務所』(LOTUS ROOT GALLERY)にて開催決定。
インフォメーション
佐内正史展覧会情報
写真展「Odysseia」
会期 3月10日〜4月1日
於 nca / nichido contemporary art
東京都千代田区内幸町1-7-23インターナショナルアーケード3
詳しくは
http://www.nca-g.com/
佐内正史の写真は分かりにくい。写っているのは、植木鉢、住宅街の風景、海、黄色いスカイラインGT250-TURBO、誰もが知ってる日常の光景。なのに……。「日常」というあいまいな言葉で括ってしまう違和感。分かりやすさを求める今の時代に、しかしその「分かりにくさ」はとても大切な何かを伝えている気がします。彼が写真に撮るもの、目の前の印画紙に本当に写っているものは何なのか? 写真展「Odysseia」を控えた佐内氏に話を伺いました。
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