僕達の作品や制作の基本には、物を創造することへの興味そのものや、子供時代に遊んだ風景やその中で玩具で遊んだ過去の体験や心象風景などの投影というものがあります。
僕達は、子供の頃から親しんだ町工場で、そこにある物をいろいろ組み合わせて遊んでいました。
それらの物のほとんどは、木の破片やねじ釘などの工場ででる廃材でしたが、そこに日用品や玩具などが加わった時に、僕達の頭の中で、イメージの飛躍がおこる事に子供の頃から気付いていたようにおもいます。
そのイメージの飛躍には、スケール感の喪失・異質な物の組み合わせた時におこるイメージのズレなどがあるとおもいます。
その物が持っているスケール感のズレと、異質な物が組合わさった時におこる感覚のズレがこのトミ寿司作品で表現したいことの一つです。
又、単純にこんな風景を本当に見てみたいという願望としての風景の模型でもありますトラックは、その荷台によって様々な不動のものに動力をあたえるものです。
また、荷台というものは、いろいろな物を受け入れてしまう存在でもあります。
日本独特の食品サンプルのおもしろさ、興味深さをミニカーと組み合わせたいと考えたのです。
トラックのミニカーの荷台に、寿司がピッタリ収まった時の興奮を今でも忘れることができません。
新しいオブジェの誕生。
異質な物同士の組み合わせは僕達の願望を満たし新たな風景を生み出してくれます。
パラモデル