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2013.5.22 最近は家路につく夕刻によく、粘着性の強い雌しべを持つ植物のような匂いが漂っている。あまり出会う事のない奇妙なこの匂いを思わず吸い込むと、誘われて何かしらが想起させられそうになるのに、そのイメージは甦ってこなかった。昔の情景にばかり憧れている。今が過去となって想起させられる出番が訪れた時、それはその時の私にとっての憧れになるのだろうか
加藤亜矢子
katoayako
絵画 油彩・キャンバス