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日本を意識した作品を描いていないことに気づき、頭に思い浮かんだものをベタなものでも描いてみようと思い制作したシリーズ。 タイトルの「Japonesia」は作家・故島尾敏雄氏の造語で「琉球孤」を含んだ日本の改めた呼び方。 ２５のときに八重山をめぐってから体感する日本の捉え方が沖縄を強く含んでいたためタイトルにしました。 しかしながら「THE琉球」にもしたくなく、海の色だけに反映させています。 民俗や今と昔のカワイイや、何故これが同じ画面に？と自分でその関連性はわからないけれどもなぜかそこに必要だったモチーフをちりばめています。 わかりきったことだけ画面の中にあるんじゃつまらないな、と最近思って制作しています。 側面まで描写、サイン。 マットニス塗布済み。
江口 繁
SHIGERU EGUCHI
絵画 アクリル・キャンバス
