日本庭園のシリーズを、麻布に油彩らしいマチエールで描いています。マットな質感です。
本作は東京・駒込にある六義園に着想を得ています。六義園は、和歌山県の名勝・和歌の浦へ想いを寄せて作られたお庭です。本作では、六義園の大きな池に焦点を当て、机上で厚紙などを使って見立てたものを描いています。
背景のエメラルドグリーンに対して、他の色彩の明度や色相を調整することで不思議な奥行きを作っています。すべて油絵具です。
部分的に一番下の麻布の地が見え隠れしており、四辺の破いたようなエッジがかわいらしい作品です。