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2年前、車の往来が激しいうちの前を、どこから来たのか小さな石亀が歩いていたのでうちで飼うことにした。冷たい顔をして学校から帰ってくるマアヤの表情が「ロッキー」と呼ぶのと同時に一気に解凍する。この頃では「ロッキー」と呼べば走ってくるし、「お手」もする。本当にどこから来たんだろうか、だいたい本当にただの亀なんだろうか、と思うときもある。 不意に向こう側からやってきて、かけがえのない家族の一員になってしまった子供のようで、とても不思議だ。
小木曽ウェイツ恭子
Kyoko Waits Kogiso
キャンバスにアクリル絵の具
acrylic on canvas
1968年10月生まれ 東京都出身 1993年 武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース 修了 現在 2児の母 英会話教室を開きながら国立市の自宅にて制作