JavaScript を有効にしてご利用下さい.
ステンシルアートの手法だけが持つポップさと味わい深さに着目し、繊細な画力で日本的なモダンリビングにも溶け込みやすい独特な話法として活かし創作してきたのが赤池完介氏です。日常の風景や人物、静物など、彼の眼に写ったものが驚くほど細かいナイフさばきでステンシルに加工され、多重的な色彩表現をもって平面に定着されます。紙やキャンバスを超えてインテリアや衣類にも展開中。様々な広告やイベント、雑誌などで作品が発表されるたび、その比類のない工芸的な味わいが称賛を集めています。本作は、アメリカン・ポップイズムを代表するアイコンへのオマージュを形にした「STENCIL COMPLEX」シリーズからのおすすめ作品。2018年の個展で展示され好評を博した、こぶりな木枠張り作品です。全てが1点だけの色合いと吹き具合のものばかりであり、エディションはありません。
赤池完介
Kansuke Akaike
キャンバスにアクリル絵具をスプレー、ステンシル
acrylic on canvas (stencil works)
