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曄田依子氏の「獅子狛」シリーズの一作です。2015年に大阪で開かれた個展「かげを結う」にて展示されたもの。古代の光を閉じ込めた宝石をテーマとしています。 「現代の人間を描写したいと思った時、私は人を描くのではなく犬を描こうと決めた。人の歴史と同じだけ犬の歴史がある。先祖が生んだ狛犬と、現代人が造った愛玩犬。これらのねじれを縒り集め、現代に適応した獅子狛を描く。」(曄田氏のステイトメントより)
曄田依子
Yoriko Youda
和紙に透明水彩絵具、墨、顔料
watercolor, indian ink, pigmented ink on paper
曄田依子(ようだよりこ) 画家 / グラフィックアーティスト 1980年、愛媛県生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業後、2006年より創作活動を始める。透明水彩による平面や立体、ウェアラブルな作品まで、多様な形での制作・コラボレーションを展開。最近の個展に「侍る者」('14年、大阪・DMO ARTS)、「犬の系図」('14年、GALLERY SPEAK FOR)がある。その他、国内外のグループ展やアートフェアなどに参加多数。東京ワンダーシード2008にて入選。Behance Portfolio Reviews #4('13年)にて最優秀賞受賞。住吉大社御祓講獅子意匠預。