Profile
現代アーティスト・写真家
1980年 兵庫県生まれ。京都在住。
2004年、ニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部卒業。坂茂建築設計ニューヨーク支社を経て、2007年ベルリンへ移る。 2010年、拠点を京都に移す。「見る」という行為の体験を通して物事の真理を追求し、写真の特性を活かした視覚と現象を使った作品制作、インスタレーションを国内外で発表している。
近年では、世界を旅して撮影した写真をアクリルブロックにとじ込めた立体作品郡「ひとつになる世界」(2015) や、写真にアルゴリズムを施し画像を歪ませた「崩れゆく世界」(2016)、日本の葬祭場から日本人の死生観を考察した「祈りの空間」(2017) 、光と影をテーマにした「BLANC/BLACK」(2019)などを発表。2018年には Pola Museum Annex 銀座にて個展「NOWHERE」を開催し、旧作と新作を混じえた約35点の作品群を発表した。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビュー 最優秀 ハッセルブラッド賞(2016)を受賞。パリ国際現代写真アートフェア、FOTOFEVER (2017) に招待作家として参加し、2019年にはEberhaard Awardsにノミネートされる。 DESIGNART 2019 ではデザイナー柳原照弘氏と共に大蔵山スタジオの展示制作、BIG EMOTIONS AWARDSを受賞。
<主な受賞歴>
2016年 「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」ポートフォリオ・レビュー 最優秀 ハッセルブラッド賞
2019年 「第35回写真の町東川賞」 新人作家賞 ノミネート
2019年 「DESIGNART 2019」 BIG EMOTIONS AWARDS 受賞
2019年 「FOTOFEVER 2019」 Eberhard Awards ノミネート
<主な個展>
2015年 「ひとつになる世界 / IT’S ONE-WORLD」京都国際写真祭KG+, ABS gallery, 京都
2016年 「崩れゆく世界 / Collapsing World」京都国際写真祭KG+, ozasahayashi gallery, 京都
2016年 「YUNA YAGI – Une passion partagée pour la photographie d’architecture」Roche Bobois, パリ, フランス
2017年 「祈りの空間 / Space For Prayer」京都国際写真祭KG+, Bijuu gallery, 京都
2017年 「START TO COLLECT」FOTOFEVER 2017, パリ, フランス
2018年 「NOWHERE」Pola Museum Annex, 東京
2019年 「BLANC/BLACK」京都国際写真祭KG+, MOGANA, 京都
<主なグループ展>
2013年 「3人展」ギャラリーA, 京都
2013年 「せいしゅん」note et sort, 東京
2015年 「2,3,4,5」23, 京都
2017年 「Hz_Sugata edition_#01 / exhibition “折_ori”」Gallery SUGATA, 京都
2018年 「ひびきあうもの」清光院下のギャラリー, 島根
2018年 「DOOKS Book Exhibition Vol.5」Bananafish Gallery, 上海
2019年 「EARTHSCAPE」 for DESIGNART 2019, KASHIYAMA代官山, 東京
<作品集>
2018年 「I SEE」、DOOKS出版
<主な掲載雑誌>
2016年 「Voyage en Araki」by Bastien Manac’h, POLKA magazine, フランス
2017年 「BEST BEFORE Winter」 Planphase Magazine,ドイツ
2018年 「SAYEGUSA the crown book」autumn / winter 2018, SAYEGUSA & Co., Ltd.
<主な掲載本>
2017年 「#カリグラシ 賃貸と団地、貸し借りのニュー哲学」 OURS. KARIGURASHI MAGAZINE 編 ぴあ株式会社