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今作品は三美神の史実は引用しておらず、独自の視点で物語を描いた。 左右の女神は死を司り、中央の女神を死の世界へ誘おうとしている。 中央の女神は生と復活の女神であり、この世界が生まれ、死へ向かい、そして復活することを描いている。 輪廻転生や終末論的なものではなく、季節のように巡っていくという考え方は、今回の展覧会で着目した魔女の思想である。 キリスト教以前より存在する魔女たちは古き女神たちを信仰し、自然の流れのままに生きる。 女神たちは踊り、生と死と復活を繰り返してこの世界に足跡を残している。
後藤夢乃
Yumeno Goto
板パネルに油彩
Oil painting, Wood Panel
1996年 東京都出身 2019年 女子美術大学 卒業 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻在籍 受賞歴 2019年 卒業制作 女子美術大学美術館奨励賞、 加藤成之記念賞(総代)、 O氏記念賞、 第55回神奈川県美術展 準大賞
Born in Tokyo in 1996 Graduated from 2019 Joshibi University of Art and Design, Currently enrolled in master's program at Tokyo University of the Arts. 2019 Graduation Work Joshibi University of Art and Design Museum Encouragement Award, Nariyuki Kato Memorial Award (President)、Mr. O Memorial Award, 55th Kanagawa Prefectural Art Exhibition Associate Grand Prize.
