残された水溜りは、いつしか世界の一部と姿を消していく。浄化され、循環していく。
シンプルな構図と厚みのあるキャンバスに描かれる緑の大地。
地平線に向かいどこまでも続く丁寧に描かれた凹凸の無い鮮やかな芝生と青い空は、誰もが想像し得る特別な原風景。そこに描かれている大地、大気、生命は何も無い整然としたセカイを通してハッキリとその雄大さと存在を伝えてくる。
大地、大気、生命。地球を構成する大きな要素をソリッドに表現することは混沌とした日常を浄化する作業でもあり作家の作品制作における大切なファクターの一部でもある。